受験シーズンになってくると子どもも焦っていますが、親御さんも焦ってきます。
お互いに受験が終わったときに苦しかった努力が喜びの結果に変わるといいですね。
努力が点になる勉強法
受験に限って言うならば、まず大切なことは受験する学校に合わせて勉強するということが大切です。
逆転合格する子のほとんどが問題傾向を調べてもそれに合わせた勉強をしています。
それが学力として本当に力がついてているかどうかは別にして合格するという意味ではとても大切です。
過去問を調べてよく出る出題分野を中心に勉強していきましょう。もちろんその他はやらなくていいという意味ではないです。
優先順位をつけてやっていくだけです。できれば、最終的には全範囲をまんべんなくすれば良いのです。
が、時間がない限りは優先してやっていきます。実際に実力があっても不合格になるということがあります。
それは単純にその子は実力がなかったのではなく、その学校の問題に合っていなかったということだけです。
例えば、同じ偏差値57だったとしても
A中学・・・スピードと処理能力を問う
B中学・・・じっくりとした思考力を問う
という傾向もあるからです。
流れはこれです
過去問を解いて、できなかった問題があれば、その分野の類似問題でつぶしていきます。
過去問を解く→できない問題をつぶしていく
ですね。これをしつこくやっていくだけです。学校によっては、毎年出る分野が決まっているので、そこは徹底してやっていきましょう。
受験は塗り絵ですから、自分ができる分野が増えていくと子どもは自信がついていきます。
そうすると勢いがつくのでどんどんやっていきましょう。
覚えられないところはノートにまとめる
ノートにまとめると言うと
と言うかもしれません。もちろん全部をやっていたら時間がないのですが、大切なことは
・自分の頭で整理ができていないところ
・頭に入りにくいところ
をまとめるのです。つまり、全部をノートにまとめるのではなく、自分自身が覚えにくいとこだけノートにまとめるんです。
そうすると時間が効率よく使えます。
例えば、歴史で言うと
第1次世界大戦と第二次世界大戦では、どの国とどの国が戦ったのか?
ととかをまとめていくと間違いが少ないです。あるいは、公民分野で言うと
・衆議院と参議院の違い
ですね。これは人によって覚えにくいところが違うのでその部分だけを整理してまとめてくださいね。
それから問題を解いていきます。