もうすぐ夏休みが終わろうとしていますが夏休みは有意義な形で終わるでしょうか?問題集は終わったでしょうか?
通常は問題集をスタートしても最後までいけないということが多いのですが、今回指導している子は1回終わって、後少しで3回目に達しようとしています。
実際どんな方法を使ったのか公開していきます。
子どものやる気を引き出すには工夫がいる
私が今回行ったのはできるだけやったことを「見える化する」という形です。
例えば、問題集を解いたら、それがやったところがどこまで進んでいるのかというのをはっきりと見える形にしたのです。
今回使ったのは「合格トレイン」というテキストです。
国語の苦手な子の特徴というのは
「基本的に漢字の読み書きができない」
「語彙力不足」
ことがあげられます。語彙力不足は早めに解消しておかないと直前になって、語彙力不足がわかっても、打つ手がありません。
ですから、地道に語彙力を高めておく必要があるのです。が、それを嫌がる子が結構多いのです。ですがやった部分だけ後で効果が発揮できるので、まずは語彙力をつけるのです。
そして、いかに問題集を3回は解くようにしています。この問題集は実際の入試問題から出ているので、受験には非常に効果的です。
私の場合は1回解いたら赤色。2回目は黄色。そして最後は3回目は青色で塗るというようにしています。
そうすると自分自身がやった分だけはっきりするようになりますね。こういった目に見える化をすることによって子どもの継続は続くのです。
気をつないといけないことがあります
それは「やるだけの目的にしない」ということです。子どもに対して課題とすると、課題を消化しようとする方向に向かいます。
消化するというのは、「ただやればいい」ということになって、結局は問題集が終わった後も力がつかないことになります。
問題を解いて間違ったところがあれば、それを赤ペンで写して終わりという形でやっても力はつきません。
それが「なぜそうなったのか?」を理解して、更に解き直す必要があるのです。そういったことをやって初めて力がつくのです。
それだけは気をつけると効果的
そういったことに気をつて「見える化」すれば、非常に効果的です。どんどん勉強をやっていくようになります 。ぜひ参考にして、やってみてください。