熱い日が続いていますね。
→間違っていますね。暑い日ですね。
漢字の覚えられない子
なぜこんなことを書くのかというと
「漢字の覚えられない子の特徴」
だからです。漢字で子どもが手を焼く中に
「同音異義語」
があります。同音異義語とは
「読み方は同じでも意味が違う」
というものです。先程の
「あつい」
という読み方の漢字でもこれだけあります。
熱い、暑い、厚い
です。同じ「あつい」意味が違うのでそれぞれ意味も含めて理解しないいけません。
熱
「人が植木を持つ」象形(「植える」の
意味だが、ここでは「然」に通(「然」と同じ意味を持つようになって)、「火で焼く」の意味)と「燃え立つ炎」の象形から、「あつい」を意味する「熱」という漢字が成り立ちました。
暑
「太陽」の象形と「台の上にしばを集め積んで火をたく」象形から、太陽がものを煮るほど「あつい」を意味する「暑」という漢字が成り立ちました。
厚
「削りとられた崖」の象形と「物見のある城郭をひっくりかえした」象形から、高くて厚い崖を意味し、そこから、「あつい」、「ぶあつい」を意味する「厚」という漢字が成り立ちました。
日+子の部分が城郭の部分
です。こうやって元々の意味からわかっていると漢字を間違えることは少なくなります。
1つの単語の意味がわかると熟語も
指導した中の生徒でも「携帯」という漢字が覚えられない子もいました。その原因は1つ1つの漢字の意味がわからなかったからです。
「けいたい」という漢字も「携帯」の他にも「形態」「形体」「敬体」などあります。
これを「帯に携える(手に提げて持つ。身につけて持つ)」という意味がわかれば間違うことはなくなり。
そうやって、やっている1つ1つの意味を理解していくのです。そうすると漢字を覚えられるのです。
「そんな時間はない」というあなたへ
こんな話をしていると
という人もいます。そんなときはこんな話をします。
「毎日塾に行くのに小学生のわが子のために自転車で送り迎えをしています。駅までは危険なので、一緒に毎日自転車で送り迎えをやっています」
と。そこで私がアドバイスをします。
と。それに対して
と。もちろん、それも1つの考えかも知れません。それは都市部であれば、交通機関が発達しているのでそれも可能かも知れません。
ですが、地方であればずっと「自転車で子どもの送り迎えをしないといけない」のです。さらには「自転車で限られた場所しかいけなくなってしまう」
のです。ここで奮起して
「お金も時間もかかるけれど免許を取ってしまおう」
とすると、確かに最初の半年くらいはお金も時間も取られますが、その後はずっと
「子どもの送迎」「買い物」「通勤」
などにも使えるので楽になるのです。
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実は本当に勉強のできる子、つまり頭がよくて、勉強のできる子というのは
「頭を使っている」「賢い頭の使い方」
をしているのです。それを最初に身につけてしまえば、あとがずっと楽なのです。例えば、先程の
「携帯」
という字も元々の意味がわかれば他の字と間違うことはないです。そして、忘れにくくて、覚えやすくなります。
さらに、こういった「語源から考える」という癖は
「対象」「対称」「対照」
といった漢字でも発揮されるのです。また、「理由を考える」ときも歴史を覚えるどきも同様です。
「なくようぐいす平安京」
と794年に平安京に遷都と覚えるよりも
「僧侶の関与をなくし平安京」
と理由ごと覚えると
「794年に僧侶の政治に関しての口出しをなくすために平安京に遷都」
と覚えた方が、遷都した理由もわかるのです。
一度賢い子の頭の使い方を身につけると一生楽になる
他でいうと自動車の免許と同じです。一度取ってしまえばずっと使えるものなので、人生の中でこれほど役に立つことはありません。
まずは、こういった「語源から考える」「元々の意味から考える」ということをやってくださいね。
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