今回は大阪の四天王寺中学に行ってきました。周りが名前の通り「四天王寺」の中にあります。
四天王寺中の精神
そして、投稿して入ってくるときも手を合わせてから入ります。聖徳太子の和の精神を取り入れています。
いい意味での「女子校らしさ」が出ていました。四天王寺中学は、色々な学校の説明会を聞いていますが、最も統一感のある内容でした。
子どものキャリアを考えた場合
四天王寺中学は女子校で、近年では生徒が集まらないので、共学にするところも多いです。
ですが、四天王寺中学は単性教育と言って女子に特化指導をしています。
しかも関西では女子校ではトップレベルで、女子が医学部に進学するのは全国でもトップレベルです。
自分の子が「医者になりたい」というのであれば適している学校であると言えます。
こんな風にはっきりとカラーを打ち出してくれてると入る方もわかりすいですね。
何で統一感があるのか
例えば、普段の勉強時間も他校と比べて1.5倍あります。また、勉強に関するカリキュラムだけではないです。
大学でも医学部と京大、阪大、市立大学なのでと連携して医学部に行きたい子が実際の体験ができるようにされています。
実際に大学でやっている実習も体験していました。
こういった体験ができるだけで子どもは将来に対してイメージがわきますね。
また、紹介された写真でも至るところでみんなが勉強しているところが映されていました。
勉強ができる環境が整っている印象です。もちろん部活なども一生懸命にやっていきますが、それでも焦点が定まっています。
これからの時代はキャリアを考えて学校を選ぶ
偏差値がもちろん高いですが、今後は
「子どもが将来どんなものになりたいのか?」
とそのキャリアを考えて学校が選ぶ時代ですね。今回のように四天王寺のように医学部に力を入れているので、あればそれに特化した学校も一つの選択肢になるかもしれません。
また、他の中学でも進学実績だけでなく
「うちはここが強い。だから、希望の子は来て」
という風になればいいですね。例えば
「薬学部に強い」
でも、いいですし、また偏差値が高くてなくて、進学実績がパッとしなくても、
「その子のキャリア教育をやっています」
と全部、面談や個人の目標や人生設計などを考えていく学校も出てきてもいいかなと思っています。