勉強に対する姿勢

一番効率良く成績を上げるために

今回は進学校や中学受験に目指してる人に参考になればと思っています。

大手に通いながら私の塾に来る生徒は・・

私の所の塾には中学受験をするために大手塾に通いながらそのサポートとして私の指導を受ける子がたくさんいます。

もちろん大手の塾に通っていますから一通り習っています。ですが、塾の授業スピードが速いのでお子さん自身が理解できないので私にサポートを頼まれるわけです。

そういった時にどうするのか?と言うとできるだけ塾の教材を生かす方向でやっています。

これは中学受験だけに限らないのですが、私の場合はできたら与えられたものを生かす方向で進めています。

というのはその理由は子どもの対する定着が良いからです。同じ内容を別々の方法で学ぶのではなく同じ方法で学んでいくわけです。

特に親が子どもを指導していると「塾で習った方法と違う」と子どもは反論してきます。

親自身もどうしていいかわからないのでとにかく塾の教材を見ながら塾の指導に沿った指導していくわけです。

少なくとも1回でマスターする子は少ない

教材などは1回2回3回と繰り返してやっていかないといけません。よくあるのが「ワークを終わらせるのが目的になっている子」です。

が、大切なのはワークを終わらせるのではなく「ワークの内容を身に付けること」です。

その中で書いてある問題が全て解けるのであれば1回でも問題はないです。ですが1回でできない子は2回。2回できない子は3回とやっていかないといけないのです。

入試で問われるのは?

一般の入試で問われるのどれだけの問題数をやったのかではなく、どれだけの問題を身に付けたのかです。だから、身に付ける勉強をしないといけないのです。

実際に偏差値の高い学校になるとそれだけ身につけている問題数の数が求められています。だから、偏差値の高い学校はやる量が増えるのです。

実はほとんどの子が身に付いてないという事実

30年間指導をやっていますが、ほとんどほとんどの人が与えられたを全てマスターしているという子はいないです。

たくさんのことではなく1つのことを徹底していきます。その方が効率が良く、しかも時間がかかないのです。

実際に中学受験の子などでは私の場合はこんなことをします。入試前になっても苦手分野が出てきたとします・

例えば、「つるかめ算」です。そういう場合は新しい問題集をするよりは今まで買っていた問題集をもう一度復習させることにします。

すると過去に解いた問題でも意外と解けていないことが多いのです。そういったことを順にやっていくと成績が上がっています。

なぜ、同じ問題を解くのか?

それは思い出しやすいからです。私はノートに習った日の天気を書かせたりしますが、その理由も簡単に思い出しやすいわけからです。

「そういえば、あの塾の日雨で困ったなぁ」

と思い出せれば、授業の内容も思い出しやすいのです。

授業の中でも「うんこネタ」や「おならネタ」を出すこともあります。これは私がそういう下品な内容が好きなのではなく、単純に子どもの頭に残りやすいからその話をしているわけです。

そうすると受験の前になって忘れていても「うんこの話をしたでしょう」と言うだけで子どもは「あっそうだった」と後ですぐ思い出してくれるのです。

また「おならの話をしたでしょう」と言うと割合の話を思い出します(割合はおならネタ)。そうやって常に思い出しやすいように話をしているわけです

まず与えられた問題集を徹底してやりましょう

成果を目指したいのであれば、与えられたものを徹底して利用していきます。これは何も勉強だけではないです。

今あるものを生かすという技術は実は人生の中で生かすことができます。社会に出ると十分に時間が与えられるとか、十分にお金が与えられるということはないです。

限られた中でそれをいかに生かすかっていう方法が必要になってきます。そういう知恵が必要なのです。

それを上手に生かしながらさらに次にやっていくわけです。それをやるだけなのでぜひともそういった技術を身に付けてください。

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