勉強に対する姿勢

親子バトル勃発

今日はこれを新幹線の中で書いています。勉強をしているのに成果が出ないというときがありますね。

特に、「よく勉強している子」です。塾でも勉強しているのに結果が出ないと大変です。

周りが見ていても「何で?」と思ってしまいます。いくつか理由はその1つに「追われている」というのがあります。

その話をします。

追われる勉強

中学受験の指導をしていると「塾の授業」を真面目に受けているのし、宿題もやっている。

でもテストをやると結果が出ない子がいます。その理由は追われていて中身が身についていないからです。

これは特にできない子に多いですね。いえ、できない子だけでなく、一般的にはできる子であっても

「レベルの高い授業を受けている場合」

「スピートの速い授業を受けている場合」です。

こういった時は、「やっているのに結果が出ない」ということになります。

というのは、その子の理解が授業に追いついていないからです。

中学受験は3年先取り

例えば、算数の場合、塾によっては小5で相似をやる場合がありますが、これは公立中学でいうと中3の2学期にやる内容です。

公立中学だと数学の時間は週に3回から4回あります。それを週1回か2回の授業でやるから無理があります。

しかも公立中学ではそれだけやっていてもできない子が多いです。

実際に私が大手の塾で中学受験の子を指導していたときには「こんな授業で理解できるのかな。無理があるなあ」と思っていました。

それで生徒に聞いてところ次のような回答が返ってきました。

「お母さんに帰って教えてもらっているから」
「家庭教師の先生に週に2回は教えてもらっているから」

と。自分でも「なるほど」と思ってしまいました。

もちろん、そんなことをしなくても自分でできる子もいますが、そんな子は一握りです。

大抵の子は「わからない」と頭を抱えてしまうのです。

それでも「わからない」

そしてもっとやっかいなのが

「親が中学受験を経験していない場合」

です。塾ではあ最初はゆっくりなのに途中からはおられるので焦ります。夏や冬は

「夏期講習を取らないと」
「冬期講習を取らないと」

と言われます。そして、平常時は

「日曜特訓を取らないと」
「個別指導をとらないと」

と。ですが、結果に結びつかないのです。

というのも「新しいことを次々されても上部だけで流してしまって1つ1つ理解できないから」です。

ですが、塾に相談すると

「スパイラル方式なので来年もまたやります」

と。それで次年度になると確かに同じ内容はやりますが、基礎ができていないのにさらにレベルの高い同じ内容をします。

そして、ますますわからなくなっていきます。例えていうと中1のときに方程式がわかりませんでした。それで

「方程式がわかりません」

と先生に伝えたところ

「大丈夫です。中2で連立方程式をやりますから?」

と。当然ですが、おかしいですよね。連立方程式をするには方程式をマスターしていないとできません。

もちろん、ある程度できていると中2で復習するのでできるかも知れません。

ですが、全くできていない場合は最初にきっちりと入れておく必要があるのです。

親子パトルの勃発

それで親が子どもを指導します。すると子どものよくあるセリフが

「塾のやり方と違う」

です。それで子どもは混乱します。中学受験をしていないと公立中学で習う解き方で指導します。

ですが、塾では中学受験で使う方法で指導します。そして最後には親子ハドルです。

親が強いと子どもを叱ってばかりで、子どもは萎縮してしまってしまい勉強に対するイメージが最悪になって行きます。

そして、最後には例え中学に合格しても勉強では怒られた経験しかなく、勉強嫌いになって行きます、

逆に子どもの立場が弱くないとと親子ゲンカです、反抗期が始まるとさらに激化です。

そして、結局勉強嫌いになってしまいます。

理解をさせよう

大手塾ではカリキュラムが決まっているので先に進まないといけません。だから、解き方だけを教えていきます。

応用の効く子は問題が複雑化してもできますが、そうでない子は解き方だけを暗記します。

そうすると簡単な問題は解けますが、いくつか公式や解き方が絡み合うとケトなくなるのです。

まずは、1つ1つ丁寧にやって行きましょう。この夏休みは理解を深めるチャンスです。

実は国語がメインで指導をしていますが、塾でやっている算数の補習もやっています。

塾では算数の相似を学ぶ
→相似の基本的なところを指導

塾では理解のてこを学ぶ
→てこの基本的な考えを学ぶ

とやっています。そうすると

「なんだそういうことか」

と理解していきます。夏休みはプロが補習をしています。申し込みはこちらです。

 

 

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