今回の話は中学受験の国語について話をします。
国語の指導していると必ず問い合わせが来るのが「小学生の国語」です。
とくに中学受験を希望されるお子さんにとっては国語の課題が一番の課題となります。
当然、塾には通っていますから国語も塾で習っています。ですが、国語だけができないというお子さんも多いのです。
その1番の理由は「解き方がわからない」というものです。塾用のテキストには国語の解き方が書かれていますが、なかなか思う通りにいきません。
また、中学受験の場合は親が子どもを指導することも多いのですが、その親自身が国語の解き方をきちっと習ったわけではありません。
だから、親も指導できないのです。
さらに塾のテキストに関していうならば、テキストの本文自体が非常に難しいのです。
中学受験しないであろうお子さんだったら、習わないような内容がたくさんあります。
本文だけであれば、過去には大学受験と同じ文章が出題されたことがありました。だから、国語が難しく感じて、ひどい場合には国語が嫌いになってしまうのです。
では一番いい方法はどういう方法か?というと、まずは「国語の勉強のやる内容を下げる」のです。
私が国語を指導するとき、とくに苦手な国語を指導するときには、まずはお子さんに国語に関するストレスをできるだけ下げるようにします。
中学受験を希望してますから、勉強している姿勢もある程度できている子も多いです。
ですが、やはり勉強自身が嫌です。さらに嫌いな国語となると前に進むことはなかなかありません。そういった場合はできるだけ子どもがつまづかないレベルまで下げて、そこからスタートするのです。
そして、大切なのは「解き方を一貫して解く」ということです。目先のテクニックではなく、大学受験まで使える方法です。
例えば、中学受験で出題される問題の中に「記述式問題」があります。「文章中から抜き出しなさい」という問題であれば、まだ解けます。
しかし、「文章中の言葉で使って30字以内で書きなさい」といった問題になると急に解けなくなくなります 。
それを「やりなさい」と言っても本人はできないのです。
その前にもっと簡単な練習をしておくことです。何をすべきかというと二つの文章を一つに文章にするという練習です。たとえば、こんな問題があります。
【問題】次の2つの文を17字以内にまとめなさい。
公園には花が咲いています。その公園には大きな池があります
この文章を一つの文章にまとめる練習をするのです。
この練習が何の役に立つのかというと先ほどの「文章中の言葉を使って答えなさい」という練習になるのです。
通常、記述式問題は解答するためのには条件が課されています。字数を制限される問題が多いです。
だから、そのままの文章を抜き出すのではなく、上手に文章をまとめる力が必要になってきます。
そういった練習を簡単なレベルから事前にやっておくのです。先ほどの問題ではこういう形になります
【解答】
花が咲く公園には大きな池がある。
こういった練習をたくさんしてから、中学受験の問題に取り組むのです。そうすると、成果が出やすいのです。
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