記述式問題

中国語と日本語はなぜ違うのか?

先日から映画で見たキングダムにはまっています。アニメも全部見ましたし、後は漫画をすべて読むだけです。

実は中国の時代背景を見ていると国語の指導にも非常に役立ってきます。というのは時代背景というのはそれは言葉にもつながってくるからです。

大陸文化と日本文化の時代

実は高校生には最初の授業でこの話をしますが、少し勉強のできる小学生にもこの話をします。

というのは言葉というのはその国の気候や時代背景を反映しているのでそれを知っていれば国語が理解が深まるからです。

例えば、日本の言葉に比べて中国やヨーロッパの言葉の方がある意味わかりやすい順番になっています。

長い間戦争をして殺し合いをしてきたので、住んでいる場所も非常に流動的です。お互いに相手を襲ったり、襲われたりとある日突然自分の家が襲われかも知れません。

そういった中で生活していたわけです。当然、言葉自身も相手が敵か味方がすぐはっきりするような構成になっています。

つまり、誰にでも通じるように論理的になっているのです。どうなっているのかと言うと「誰が」「どうする/何だ」という順番です。

最初に主語が来て、次に述語が来ます。そういった構成になるのです。それは英語でもフランス語でも中国語でも同じなのです。

一見すると英語と中国語とは関連がないようには思いますが、実は構成としては似ているのです。それは言葉が生まれた背景が似てるからです

一方日本語の場合は

日本語の場合は農耕民族なので比較的のんびりで相手のことはよくわかる人同士です。

だから、日本語の場合は最初の単語だけではわかりません。主語は最初の方にありますが。述語は、最後の最後まで聞かないとわからないからです。

どちらかと言うと言葉以外の相手の雰囲気や状況を察する必要もあります。

そうすると外国の人からするとわかりづらいですよね。英語の場合は最初に否定があります。そうすると否定しているのだというのがすぐわかります。日本語の場合は最後の最後まで聞かないといけないわけです。

国語の勉強にどう影響するのか

実は語学というのは最初に知るべきことは「相手は言いたいことは何なのか」をすばやく掴むことです。

それを掴まない限り相手のことを理解することができません。では言いたいこととは何を見ればいいのかと言うと、それは当然「主語」と「述語」です。

そういう意味では海外の大陸文化である語学というのは非常にわかりやすいです。というのは「主語」と「述語」が前に来てるのです。

それを見ればわかるからです。日本の場合はそれを意識しないといかないとわかりづらいです。

また、「主語」はよく省略されます。「述語」は最後の方に行きます。だから文章を読むときにも特に意識して聞いたり読んだりしないといけないのです。

うちの子はできていますか

論理エンジンでは最初に「主語」と「述語」からスタートします。文章を正確に理解するのにそれが最も大切だからです。

問題を解くときもなんとなく解くのではなく、常に主語と述語を意識して解かせるためです。

これは決して文法問題ではないのです。論理的に必要なので必要なことなのです

実は東大を受けるとも主語述語から行っています

「主語は述語はできています」

というお子さんについて説明するときには「実は東大を受ける子も主語・述語からやってます」という話をします。

そういった子は一般の模試の偏差値が60はゆうに超えていて、70近くあります。それでもです。

というのは主語・述語の問題が解けるということと、主語・述語を意識して文章を読んでいると言うの全く別物だからです。

記述式問題ができないということは、そのときに「まず主語は何だろう。述語は何だろうか」と考えて解いてるわけではありません。

なんとなく文章を読んでいるから文章が書けないわけですだから。だから、まずは主語・述語です。

勉強できない子は実は主語述語ができていない

国語の問題を解いて国語苦手な子の特徴というのは主語と述語が捉えることができていません。

まずは主語と述語がすぐに捉えられようになることが先決でそれが高校の成績を上げるためのことです。

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