説明問題はどうなっているのか？

今回も身近なところから国語について考えていきます。

説明的文章に参考にする通販番組

国語の勉強法で前回に「通販番組の話」をしました。

この話をしたのは基本的に同じだからです。一見関連性のないことも根本が同じであることがわかれば理解は深まります。

そして、頭の良い子はそれができるのです。

通販番組のすごさ

実は通販番組というのは1分10万円とか100万円とか費用がかかるだけ非常に計算された番組の構成になっています。

もちろん、売上を上げるためです。そして、その主張というのは

「いかに商品の良さを伝えて、商品を買っていただくのか」

ということなので非常に緻密に計算されて作られています。特に不特定多数に商品を見るわけですから、「わかりやすく伝えるようになっている」のです。

実はこれが国語の勉強の参考になるわけです。具体的にどのようになっているのかと言うと通販番組というのは主張は1つです。

「この商品が良いから買ってください」

と、ただそれだけです。それを言うために主張(一般)に対して、具体例をたくさん挙げていることです。

例えば、実際に通販版具で入れていることは、

体験、データ、比喩、大学教授などの話(引用)　今までのやり方の問題

を入れて説得力を増しています。一般の人の体験した人の話を持ってきたり、有名人の体験話を持ってきたりします。

あるいは有名な大学教授がお勧めしている文章の引用します。そして、実際にやったデータです。

データをあげて結果どうなったかというのを明確に表しています。そうすることによって相手を説得して購入するわけです。

国語ではどうなっているのか？

これは、「説明的文章」の作り方と大変似ているのです。説明的文章、特に評論は言うのは、まずは「主張」があってそれがいかに正しいのか不特定多数の人に納得してもらわないといけないのです。

そのために使っている手法が以下のものなのです。

そして、線を引くところはこの主張の部分です。

こういったことを参考にして文章構成にすると相手に対して動かせるような説得力のある文章が書けます。

周りにはいろいろ役立つ情報がたくさんあります。それをただ流してみるのでずか、「国語の勉強に生かす」として見るかによって違ってきます。

以前は私は通販番組を見たときにはメモを取りながら同じ内容を何度も何度も繰り返して見てました。

というのはそれが勉強になるからです。国語の勉強も何も机に向かうだけではありません。生活にも参考になるのでぜひとも参考にしてください。