五木駸々堂模試の概要
五木駸々堂の模試は塾に通っていなくても気軽に受けることができ、大手の模試に比べると解きやすい問題が多いです。
一部の学校では五木駸々堂の模試の結果が学力の目安にやなっているので、受験してもおくといいでしょう。
ただし、注意点するあります。それは以下の点です。
注意ポイント1
大手塾にハイレベル層は受験してませんので偏差値は比較的高めに出ます。だから上位校を目指す子は注意が必要です。
注意ポイント2
特別回では志望する中学で受験が可能です。そのために大手塾からも受験者が出て、平均点が上がるために偏差値は下がります。(受験者数が4月と比較してほぼ倍になる)
だから、中学校に参考資料として提出する結果は9月までが勝負です。10月、11月は偏差値が低く出ます。
五木駸々堂模試の国語
時間は50分。問題数は全部で大問3問になっています。(もちろん、回にもよります)小問は16ほど。すべての問題数を数えると36問になっています。
問題の構成を見る
五ツ木駸々堂の模擬試験はその構成が3つの問題からできています。構成は以下の通りです。
大問1 説明文的文章
大問2 物語問題
大問3 漢字問題
文章全体は中学受験を希望する中では難しい問題ではありませんが、本文が長いので小学生にとっては時間内にすべてを読むのが大変なので時間配分に気をつけてください。
1.説明的文章の読解
入試問題でよく出題されるのが文章題でいうと大きく2つあります。その1つが説明文。そして、もう1つが物語文です。
説明問題が苦手な理由
その中でも説明文を苦手とする人がいます。その理由は
「普段使わない言葉を使っている」
「中身について興味がわかない」
ということが多いです。そのため
「説明文は苦手」
という人も多いです。そういった子のために現実的にどんな問題が出題されていて、どんな解き方をすればいいのかについて話をしてきましょう。
現実的な点数の取り方
「説明文ができない」
というと文章の中身がわからない子が多いように思います。ですが、現実は違います。
文章の中身が理解していないということもありますが、それよりももっと基礎的なところができていません。
逆にいうとそこは簡単に得点の取れるところで、偏差値50以下の子がよく失点しているところです。
例えば、駸々堂の中で小学校の5年生模試であるのは文章の中にある「言葉の決まり」です。
それを設問の中で問うています。その問題を確実に合わせればいいのです。
これは基本的ルールを知っていれば解けます。例えばこんな問題です。
(例)「走っ」を言い切りの形(辞書に載っている形)にしなさい。
こういったものは知っていれば解けます。あるいはこんな「文法の問題」もそうです。
(例)傍線部の主語と述語を答えなさい。
実はこういった問題は文章題の中に含まれますが、文章題の中ではなくても単独で練習できます。