中学受験で模試で偏差値50を切っているお子さんについてです。
この話では「高校受験」でも同じですので、国語の苦手な人は良く聞いてくださいね。
私のところに
「国語の読解問題がわからない」
と言って相談や、体験に来られる場合が多いです。それで模試の解答を見てるみると
「点数を取らないいけないところを落としている」
のです。国語の問題の中では大きくわけて2種類の問題があります。
1つは「知識」を問う問題です。漢字の読み書き、語句の意味、文学史、文法問題、表現技法の問題などです。
この問題はやればすぐとは言えませんが、後で紹介する「スキル(技術)」よりは早く結果がでます。
私の場合は以下のテキストを3回やるように指導します。
これは実際の過去の入試問題から出されているので効果的です。これを3回繰り返させるのです。
学校のレベルにもよりますが、通常「知識」を問う問題は3割~4割出題されます。
実は
「読解問題が弱い」
というお子さんはこれも落としているのです。そして、偏差値60を超えるお子さんはこれを落としません。
だから、まずはこれをしっかりと得点するのです。そうすると2つの効能があります。
それは、「すぐに得点につながる」ということ。さらに「文章が読みやすくなる」ということです。
英文だとわかりますが、英単語や熟語がわからないと英文は読めません。
ですが、国語の文章は「日本語だから」ということで軽く考えてしまいがぢです。
ですが、日本の中学生が日常会話で使っている単語数は
「5000語」
と言われていますが、中学受験では20000語以上の単語が使われています。だから
「言葉を知らないと文章が読めない」
のです。だから、語彙数は増やす必要があるのです。
そうすると偏差値で50を切っている子でも偏差値50を超えるか、50近くになります。
「うちの子は少ししか間違っていない」
というときは、満点を取るようにしてください。そして、それと並行してやるのが、2つ「スキル(技術)」を問う問題です。
これが、「読解問題」です。通常出題されるのは
「説明的問題」「小説問題」
の2つがメインとなります。そこに力を入れていくのです。
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